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棚田市殺人事件file2とは この物語は棚田市殺人事件に続く、続編です。file2であって、2ではありません。また、別の事件を表しています。12月には発売予定です。 次に襲いかかる、『謎』 棚田市殺人事件は、至ってシンプルな物語です。ですが、file2ならではのホラーを表しています。テーマは、「音」。音を使って怖がらせるゲームや映画はいくらでもありますが、音の恐怖は知りません。そんな感じでしあげていきます。 棚田上層部 「第三部 空想班」が、この話の主になります。これまでの兵器を使い、撲滅するや、細菌で撲滅させるというのがありましたが、今度は宗教。サイレントヒルに刺激されました…… 物語 1996年8月15日、棚田市では、何者かによる、市民全滅殺人事件が行われた。犯人は今も不明だが、2000年8月16日、一人の新聞記者がそこにいって、帰ってこなかったという。 ある日、ただの会社員、川瀬博十が通勤する時、物凄い音に襲われる。きがつくと、電車に一人だけで倒れていた。その電車が向かう先は、棚田市であった。
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249 名前:占星術殺人事件[sage] 投稿日:04/09/05(日) 23 54 バラバラ死体にして一人分誤摩化した。 【ネタバレ】名作を要約するスレ【上等】
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【書きかけ】島田荘司「占星術殺人事件」 占星術殺人事件 (講談社文庫) 評価 ひとこと 分類 ミステリー(日本人作家) 長編 ネタバラシ作品(この本より先に読め!作品) 島田荘司「異邦の騎士」 ネタバラサレ作品(この本より先に読むな!作品) 気になる表現 メモ 参考文献 主人公(or探偵役) 御手洗潔
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著者は島田荘司、講談社ノベルス(改訂完全版)・南雲堂(島田荘司全集Ⅰに収録・愛蔵版)・講談社文庫刊 ―ストーリー―(wikipediaより引用) 1936年2月26日。二・二六事件が発生したその日、猟奇的で難解を極める事件が起きた。 画家の梅沢平吉が自宅の密室状態のアトリエで殺された。そして現場に残された遺書には怪奇な内容が記されていた。 それは若い6人の処女からそれぞれの星座に合わせて体の一部分を切り取り、それらを合成して完璧な肉体を持つ女性、アゾートを作成するというものだった。 その後、6人の姉妹が全員殺され、それぞれ頭、肩、胸、腰、大腿部、下足部が切り取られた状態で発見された・・・・・はたしてアゾートは作成されたのか?また、アゾートはどこにあるのか?そして犯人は誰なのか?謎は解けることなく、占星術殺人と名づけられたこの事件はやがて迷宮入りとなった。 それから約40年後の1979年。御手洗潔は、石岡和己からこの事件のあらましを聞き珍しく興味を示した。すると文献などから事件を調査する二人のもとへ思わぬ来訪者が現れた・・・。 今やミステリ界のゴッドオブミステリーと称されるまでに著名になりつつある島田荘司のデビュー作にして、御手洗潔シリーズの第一作。 今日隆盛する新本格の流れを作り上げるにまで至った本作品、その一番の魅力として、あまりにも突飛、そしてオリジナリティ溢れるトリックであったという点であろうか。 本格ミステリのルールというべき、読者に推理材料を与えると言う点では、島田荘司は限りなくフェアである。 幾重に渡って張り巡らされる伏線、トリックと絶妙に絡み合う舞台設定、この作品が包み込む驚愕のトリックに――あなたも挑んでみてはどうだろうか。
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1991年5月 双葉社 FUTABA NOVELS 1993年3月 双葉社 双葉文庫 薩次&キリコシリーズが講談社を離れ、タイトルも“架空交通機関”にこだらなくなった新展開の第1作(注)。以後、本シリーズは特定の出版社に定住しないまま、様々な題材を扱うことになる。そして、本作の枕詞は“殺人事件”となり、推理小説そのものを題材にした連続殺人が展開される。また、薩次とキリコの結婚問題が大きくクローズアップされ、本作以降は薩次の迷いとキリコの焦りがシリーズの縦糸になる。 事件は、推理作家志望者たちの勉強会を舞台にした連続殺人で、トリックやダイイングメッセージなど謎解きの要素が強い。 また、前述の薩次とキリコの関係や、夕刊サンのカルチャーセンター事業、本作でプライベートの一端が明らかになる水上刑事の活躍、作家・辻真先の存在など、シリーズファンを喜ばせる見所も多い。 おなじみの夕刊サンがカルチャーセンター事業に進出し、克郎の誘いで薩次が創作講座の講師を引き受けることになった。 しかし、主婦層の圧倒的な不支持を誇る夕刊サンの主宰で生徒が集まるわけもなく、事業は頓挫した。薩次は、セミプロから女子高生まで集まった7人の生徒が自主的に勉強会を開くことになると聞いて、その講師をボランティアで引き受ける。 キリコを加えた一同が、リーダー格のセミプロ作家・長尾の家に集まった夜、メンバーの一人・小早川佳那が、長尾家のある三軒茶屋から遠く離れた湯河原で死体となって発見された。しかも、その死に方は彼女が書いていた小説そのままだった。 薩次とキリコは事件解決に乗り出すが、生徒達の習作をなぞるような事件は続いていく。 注:前作「沖縄県営鉄道殺人事件」と本作との間に「合本・青春殺人事件」があるが、「合本~」は過去の作品の再編集に短いエピソードを加筆したものなので、事実上は本作が新展開の初作になる。
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Hotfix統合 Hotfixの統合です。 用意するもの SP2適用済みCD Hotfixファイル Hotfixファイルはミニマムのホームページよりどうぞ。 手順 SP2適用済みCDの中身全てをC \XPCDSP2にコピー。 ダウンロードしてきたHotfixをC \に移動。 スタート ファイル名を指定して実行でC \ファイル名 /integrate XPCDSP2と入力しOKを押す。(例えばC \WindowsXP-KB884020-x86-jpn.exe /integrate C \XPCDSP2) 統合完了したら上記の手順を繰り返し。 また上記の方法で統合できないHotfixもあります。 それはまた後日に詳しい方法を載せます。
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棚田市殺人事件 概要 棚田市殺人事件とは、2008年、8月30日、柊初月が出した、初めて在庫無しになった小説です。そして、初月の中で、一番心に染みたストーリーです。 棚田市殺人事件 物語 棚田市殺人事件。それは、何者かによって、棚田市の市民が、全員殺されたという、真相を知る者は居ない、最悪の殺人事件。 ただの新聞記者、日野修治は、その新聞会社の部長に棚田市殺人事件の記事を見つけてくるよう頼まれ、棚田市を調査することになってしまう。 棚田市殺人事件 化け物について 棚田市には、異形というのか、化け物が何体も、何体も町を徘徊している。 だがそれは、ゾンビ、幽霊ではなく、人工的に作りだされたもの、あるいは人間から改造されたものである。それを、「death doll」別名「死の人形」という。 なかには、死なない化け物は、「ghost」と言われ、それは人間の怨念などである。 棚田市殺人事件 棚田上層部 棚田上層部とは、人々が見捨てた美しさ、「棚田市」という、「空間」を世界に広げる為、棚田市の市長、協力者達が集まり結成した、団体。そしてそれは、第三部に分けられており、「第一部 兵器班」がこの物語の主になった。だが、file2では、「第三部 空想班」が主になる。第二部は、「棚田市殺人事件file」に出て来る。「第二部 殺戮班」だ。 第一部は、兵器(化け物)を増殖させ、更に強化させる。 第二部は、テロのようにウイルスを巻き、人間を殺していく。そしてその人間を化け物にする。 第三部は、宗教的。龍を呼び出し、棚田を完成させ、更に龍の力を使う。一部の朱燐は三部所属だが、実行委員長として第一部に入っている。 棚田市の理由 1996年8月15日。その日には棚田市は無事だったが、その夜、町が完全閉鎖され、ビルや会社からどんどんと化け物が這い出ていった。療養所には化け物が出入りし、一人の政治家が殺された。院長は、未だ何者か分からない。ただ、一人の患者の様子がおかしかったという。それが、主催者。恨みを持ってやったのだろう。 これまでです。あとは製品版で読んでやって下さい! やっほぉぅ!!来たよん♪ -- (魅音) 2009-01-10 14 01 18 名前 コメント すべてのコメントを見る
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らき☆すた殺人事件 ~嵐の夜の惨劇~ FILE.1 FILE.2 FILE.3 FILE.4 FILE.5 ~嵐の夜の惨劇~エピローグ まとめて読む↓ ID WVqJ69WNO氏 らき☆すた殺人事件 ~嵐の夜の惨劇~ らき☆すた殺人事件 ~愛憎の陵桜学園~ FILE 1 FILE 2 FILE 3 FILE 4 FILE 5 FILE 6 ~愛憎の陵桜学園~エピローグ まとめて読む↓ らき☆すた殺人事件 ~愛憎の陵桜学園~ らき☆すた殺人事件 ~紅く染まる白銀の世界~(上の二つとは関係なし) FILE.1 FILE.2(画像グロ注意!) FILE.3 FILE.4 FILE.5(キャラ壊れ有り) エピローグ ☆作者後書き☆ みゆきの別荘 見取り図 まとめて読む↓ らき☆すた殺人事件 ~紅く染まる白銀の世界~「らき☆すた殺人事件 ~終わらない斜面~」 ID 6TvglKs0
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登録日:2018/01/26 (金) 12 26 00 更新日:2023/12/24 Sun 10 26 19NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 14人連続殺人 ※ご覧の作品はミステリー小説です。 ジャパン……ビューティフル ツッコミどころ満載 ミステリー 力士 大相撲 大相撲殺人事件 密室土俵 小森健太朗 小説 爆発する力士 相撲 肩の力を抜いて読むミステリ 角界の闇 途中で空気になる主人公 頭のない前頭 黒相撲 「大相撲殺人事件」とは、小森健太朗氏による連作短編ミステリー小説である。 以下、文春文庫版の裏表紙より引用ーーー 「ひょんなことから相撲部屋に入門したアメリカの青年マークは、将来有望な力士としてデビュー。 しかし、彼を待っていたのは角界に吹き荒れる殺戮の嵐だった! 立ち合いの瞬間、爆死する力士、 頭のない前頭、 密室状態の土俵で殺された行司…… 本格ミステリと相撲、その伝統と格式が奇跡的に融合した伝説の奇書」 ーーー引用終わり 概要 ぶっちゃけ上記の引用文が全てである。 なお上に「ミステリー小説」と書いたが、実際は「ミステリーをネタにしたパロディ小説」と言ったほうが近い。 「角界を舞台にしたミステリー」というだけならまだ普通に思えるかもしれないが、本作ではとにかく沢山力士が死ぬ。 中盤の時点で幕内力士の4割が死ぬ。 主力力士を悉く殺されて壊滅状態になる相撲部屋もある。 トリックははっきり言ってトンデモトリックに類するものが多いが、それに輪をかけて犯人の動機もかなりトンデモない。 ここからもまともなミステリーだと思ってはいけないことがわかるだろう。 2004年に角川春樹事務所から発売されて以来、知る人ぞ知る伝説的奇書として語り継がれていたが、2017年になって通販サイトに掲載されていたその強烈な紹介文(上述の引用文と同じもの)がSNSで注目を浴びる。 この時にはアマゾンで数万円ものプレミア価格がついていて、なかなか庶民には手が出なかったこともあり大きな話題となった。 これを受けて、2008年に出版されて絶版状態だった文春文庫版が再版される。 さらに偶然にも2017年末にリアル世界の相撲界で色々あったこともあってか、ネット上で大きな話題となって書店に走る人が相次いだとかそうでもないとか。 なお作者の小森健太朗氏のデビュー作は『コミケ殺人事件』という、これまたアニヲタ的に気になるタイトルである。 また文春文庫版の解説を書いた奥村泉氏は、小森氏は日本版の『薔薇の名前』みたいな小説を書くべき人だと思っていたため、同氏から本書を手渡されて驚愕したという。 以下、ネタバレ注意 登場人物 マーク・ハイダウェイ アメリカ人の青年。本作の探偵役。 本来は日本の大学を受験するために来日したが、大学と相撲部屋を間違えて、うっかり相撲部屋に入門してしまう(そんなバカな……)。 最初は「大学の学費を稼ぐための繋ぎ」として角界入りしたが、後半になるともはやそんなことも忘れた模様。 四股名は「幕之虎」。 カタコトの日本語で話す……が、英語のセリフもどことなく胡散臭い。 例:「ジャパン……ビューティフル」(第一声) 「ユ・アー・ザ・マーダラ」 推理力に優れているらしく、多くの事件を解決するが、中盤以降急激に登場シーンが減って影が薄くなり、ほぼ安楽椅子探偵みたいな感じになる。 これは執筆中にイラク戦争がはじまり、作者がアメリカに反感を持ったためだとか。 崎守聡子 マークが入門した相撲部屋の親方の一人娘。女子高生。 本作のワトソン役。マークが中盤からフェードアウトしてしまうため、実質的な主人公と言ってもいい。 自称美少女(一応他人からも「かわいい」とは言われている)。マークのことは慕っているが、御前山にはかなり毒舌。 最初の事件が起こるまではただの平凡な女子高生だった(はず)が、『名探偵コナン』世界の登場人物ばりに事件慣れ・死体慣れしており、平然と事件現場を出入りしたり推理を展開したりする。何者だアンタ……。 さらに稽古場にお菓子の袋を持ち込んで頬張っていたり、万年幕下とはいえ年長力士の御前山を「あんた」呼ばわりしたりと、親方の娘というのを差し引いてもかなりのフリーダムっぷり。 おまけに話が進むに連れ、力士の死に対する反応が軽くなっていく 「一年前に幕内にいた力士も、この一年で四十パーセントくらいいなくなっちゃたわねえ」 「最近よく力士殺し、起こってるしなあ」 御前山 マークの入門した部屋の先輩力士だが、万年幕下でリストラ候補に挙げられている弱小力士。 日々相撲の必殺技を(頭の中で)構想しているミステリーマニア。ワトソン役その2。 中盤以降マークの出番が激減したため、聡子とコンビを組んで活躍する場面が多くなる。 普段は頼りないが、事件状況の分析などは的確。 ぶっちゃけこっちを最初から探偵役にしたほうがよかったんじゃ 各話概要 第一話 土俵爆殺事件 ひょんなことなら大相撲の千代楽部屋に入門することになったマーク。 彼が聡子らと一緒にテレビで相撲中継を見ていると、千代楽部屋の兄弟子の取り組み中、土俵上で爆発が起きて対戦相手が爆殺されてしまう! ……のっけからこんな感じである。 ただし「爆発する力士」というフレーズから受けるほどのハチャメチャさはなく、使われたトリック自体は案外普通。 この時点で感覚を麻痺させられている気がしなくもない。 第二話 頭のない前頭 正式に千代楽部屋に所属することになったマーク。 ある日の稽古中、兄弟子の一人が風呂場で首を切断された遺体で発見された。 状況から、アリバイのない風呂焚き役をしていた力士に疑いがかかるが…… ダジャレタイトル。 強引かつ安直なトリックも見どころ。 一応、犯人の動機は本書中では最もまとも。 なお、部屋で殺人事件が起き関係者が逮捕されたというのに、千代楽部屋や相撲界が特に社会的に非難を受けた様子は無い。 第三話 対戦力士連続殺人事件 ↑の兄弟子殺害事件などまるでなかったかのように初土俵を踏み、怒涛の快進撃で一年余りで人気力士となった幕之虎ことマーク。 一方聡子は、最近身辺にストーカーらしき気配を感じていた。 そんな中で迎えた夏場所で、マークとの対戦が予定されていた力士が次々と殺されていく! それも撲殺、刺殺、毒殺、凍死、大量のスズメバチに刺させるなどの毎回違った方法で。 警察は当然マークや関係者に疑いの目を向けるが、遂に犠牲者は14人に上り、 マークは14連勝(不戦勝)の優勝候補となるが……? この異常事態にも場所を中止しないどころか、「マークの対戦相手が殺される」と判っているのに、 「対戦相手を公表しないでくれ」という警察の要求を「慣例に反するから」という理由で撥ねつける相撲協会 対戦予定相手を護衛していながら連続殺人を防げない警察 自分が殺されると予想できる筈なのに、犯人に呼び出されるとホイホイ出ていく被害者 そして何よりこんな状況なのに「オー・ゼン・アイ・アム・アン・ウィナー」などとのんきに不戦勝を喜んでいるマーク ……と、どいつもこいつも理解に苦しむ言動を繰り広げているが、最大の驚愕は真犯人の動機。 まさに「なんじゃそりゃ!?」としか言いようがない。 なお、この話ではマークは一切推理をしない。 また、14人もの力士が殺害され、関係者が犯人として逮捕されたというのに、相撲界が特に社会的に非難をry。 第四話 女人禁制の密室 首都移転先の候補地であるD県に建てられた新・国技館に、温泉目当てにやってきた聡子と、負け越しが決定したため渋々付き添いで来させられた御前山。 新・国技館前で、女性知事らが「土俵に女性を上げてはいけない」という相撲界の旧弊に抗議している場面に出くわす。 彼女らと一緒にこっそり館内に入った聡子は、土俵の上で清めの儀式をしていた神官が殺害されているのを発見する。 「土俵をどうやって密室にするんだ??」という疑問に対して、 「女性は土俵に上ってはいけない」→「当時犯行が可能だったのは女性しかいなかった」→「これは密室殺人だ!!」 という素晴らしすぎる理屈付けを行った一作。 一種の心理的密室……なのか? さらに、「犯人がどうやって密室を破って土俵に上がったのか」という謎解きがこれまた驚愕もの。 ただし、動機の背景はわりとシリアス(のような気がする)。 なおこの話からマークの出番が極端に減る。 第四話 最強力士アゾート またしても力士連続殺人事件が発生。 被害者らはそれぞれの得意技を使うときに主に使う体の部位を切断されており、 「犯人は角界で最強のパーツを集めて組み立て、最強の力士を作ろうとしている」と推理する御前山。 そんな中、龍悦部屋から合同稽古合宿の誘いがあり、マークたちは旅館に向かうが……。 要するに力士版『占星術殺人事件』で、本編内でも御前山が同作に言及するメタ的な描写もある。だが力士というだけでこんなにシュールになるのはなぜだろうか。 トリックは物凄い力業だが、ここまで読み進めてきた読者はもう驚く気にもなるまい。 が、動機は驚愕もの。 余談だが「占星術殺人事件」はとある作品でトリックを無断流用する騒ぎが起きたせいか、おそらく作者の島田荘司氏には許可を得て掲載しているものと思われるが、よく許可を出したものである。 第六話 黒相撲館の殺人 完全にタイトルオチ。正直もはやあらすじを紹介するのもバカバカしい 山中で道に迷い、とある洋館に迷い込んだ千代楽部屋の一行。 そこには力士のような体格をした主人と、力士のような体格をした執事がいた。 ……どうか想像してほしい。山奥の不気味な洋館に力士ばかりが集まって、これから事件が起きそうな感じの光景を。 館の主人は、一行に封印された相撲史の闇、黒相撲と黒力士について語る。 その晩、まるで一行の殺害を予告するかのような詩が書かれているのが発見され、その詩に見立てるように次々と力士たちが あるものは鎧を着せられ、あるものは犬神家メソッドで犠牲となっていく…… ほら、バカバカしかったでしょ? 「黒相撲」というのは古来より伝わる、蹴りや髷つかみなどの禁じ手も使用する相撲で、要人の暗殺にも使われたという。 平清盛・源頼朝・織田信長といった歴代の覇者たちもみな黒力士たちを抱えており、彼らの覇業は全て黒相撲に支えられたものであった。 しかし江戸時代になると弾圧の対象となり、それに反発する力士たちが起こしたのが島原の乱であった。 ……民明書房じゃないんだからさあ。どこから突っ込んで良いかわからなくなった? うん、あなたは正しい。 なお、この話は「まだまだ俺たちの推理はこれからだ!!」みたいなラストで終わっている。 解説の奥泉氏によると、著者は続編として『中相撲殺人事件』『小相撲殺人事件』という続編を構想中とのこと。 これらは後の2018年に『小相撲殺人事件』は電子書籍として、『中相撲殺人事件』も書籍として発売されている。 ツイキ・シュウセイ・オールオッケー。 アニヲタ……ビューティフル △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 10年前に絶版された本に続編の構想があるのか… -- 名無しさん (2018-01-26 12 32 00) なんやこれ…(ドン引き)読みたくなってきたわ -- 名無しさん (2018-01-26 12 42 51) ドラマで見たいw -- 名無しさん (2018-01-26 13 05 34) 角界の闇はまだまだ深い(おかしな目つき) -- 名無しさん (2018-01-26 14 34 00) 事実(殺人、暴行、もみ消し、セクハラ)は小説より奇なり? -- 名無しさん (2018-01-26 16 13 58) 一瞬「大相模殺人事件」に見えた -- 名無しさん (2018-01-26 16 48 46) 爆殺ってwwwいや、読んだことないけど、この記事を読むだけだとチャージマンばりのシュールな映像が脳裏に想像される事件ばかりなんだけどwww -- 名無しさん (2018-01-26 18 13 55) 不謹慎だが時津風部屋の事件を思い出した -- 名無しさん (2018-01-26 19 05 20) 最強の力士を作ろうとしているの下りは卑怯すぎる -- 名無しさん (2018-01-27 09 12 38) 黒相撲と黒力士から漂うそこはかとない忍殺アトモスフィア -- 名無しさん (2018-01-27 09 19 50) どすこいみたいな感じ? -- 名無しさん (2018-01-27 18 51 07) 小森健太朗を調べてみたら北野高→東大の超エリートで吹いた -- 名無しさん (2018-01-27 19 08 33) コミケやローウェル城じゃなくて、これ!? と思ったけど、ああ、twitterで話題になってたんかこれ・・・(好きだけど)。でも続編の構想あってもなかなか出ないんだよなあ(ネヌウェンラーのあとがきで予告しておきながら続編の魔夢十夜まで10年くらいかかった。駒場の続く的な終わり方的しといて続編もまだ出ない)。これもなかなか良いバカミスでおすすめですよ。 -- 名無しさん (2018-01-29 16 21 43) 中相撲殺人事件発売されたけどなかなか良かったよ・・・思ったより正統派が多かった。なお、小相撲殺人事件も電子書籍で随時発売されてます。 -- 名無しさん (2018-08-17 02 50 58) ていうか中相撲や小相撲の構想あります!なんて100%ネタかと思ったら本当に出すのが驚きだよ -- 名無しさん (2020-11-23 16 59 49) 4↑頭がいい人って何をしでかすかわからないな -- 名無しさん (2023-08-28 21 36 13) 名前 コメント
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